【TL1000S】スズキの珍車・迷車・ヘンタイ車22選(その14)
スズキのヘンなバイクをシリーズでご紹介しています
全22選のうち、今回は14回目となります
今回ご紹介するのは、スズキ初のリッターVツインスポーツTL1000Sです
1997年に登場したこのモデルは、レースレギュレーションの変更に合わせて開発
水冷DOHC90度Vツイン、995cc、国内仕様93馬力、海外仕様135馬力というパワーを発揮
ホイールベース短縮のため、世界初のロータリーダンパー式リアサスを採用したのが最大の特徴
このリアサスはコンパクト化に寄与した一方で、ハンドリングがシビアになりリコール騒ぎも起こしました
翌98年にレース仕様のTL1000Rが出ましたが、実はこちらの方がマイルドでした
では、TL1000Sが「珍車・迷車・ヘンタイ車」と呼ばれる理由を見ていきましょう
①技術チャレンジが過激
リアサスのロータリーダンパーは世界初、しかもこれを市販車で採用
だが実際には減衰不足で挙動が暴れ、ステアリングダンパー追加のリコールが発生しました
すなわち、リアが滑ったあと急にグリップを回復してライダーを弾き飛ばすハイサイド事故が多発したのです
②国内仕様と逆輸入車のギャップ
国内仕様は93馬力にデチューンされ落ち着いたキャラクターでしたが
逆車はフルパワー仕様で、まるで別物のフィーリング
同じモデルでここまで性格が違うかとユーザーを震撼させたのでした
③愛される“狂気”
翌98年に出たレース仕様TL1000Rの方が扱いやすく好評でしたが
面白いことに、TL1000Sの「乗りこなせれば楽しい、扱いきれなければ恐ろしい」
という「暴れ馬」ぶりが逆にファンを生み、現在も熱心なオーナーコミュニティが存在します
⑤後続モデルへの影響
TL1000Sで試行錯誤したV型エンジンのノウハウは、SV1000やVストロームへと発展
“問題児”TL1000Sがあったからこそ、後の完成度の高いVツインモデルが生まれたと評されています
以上、今回は上級者も畏怖したVツインスポーツの問題児、TL1000Sをご紹介しました
次回は、他社が二の足を踏む中「やらずに後悔するより、やって学ぶことがある」
の精神で挑んだ、まさにスズキの新しいもの好き&実験好きなチャレンジ精神全開のモデルです
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